カー・ループ > P.S.アイ・ラブ・ユー

クルマのプロに、LOVEなコト、聞いちゃいます☆

有限会社沢田自動車整備工場

img-main01.jpg

 

有限会社 沢田自動車整備工場

秋田県鹿角市

お話を伺った方は...

■代表取締役 沢田 壽さん
■専務取締役 沢田 勝さん

 

_DSC1072.jpgQ. 沢田自動車さんは設立されてどれくらいになりますか?

社長:昭和41年に先代の社長(亡くなった会長)が立ち上げた。

 

Q. どうった経緯で設立されたのでしょうか?

社長:昭和30年代後半〜40年代ごろ、先代の社長が日本通運さんに運転手として務めていた。
ちょうど、私が中学校から高校進学のときでした。
日通さんはその当時からリストラが始まっており、いの一番に手を上げたのが、
うちの親父だった。
当時は、トラックの運転手といえども、運転だけではなく整備もやらなければならず、
各メーカーに出向したり勉強して、資格をとっていた。
整備工場を開設するという条件で、希望退職という形をとって日通さんを辞めた。
そして、旧工場(現在の場所に移ってきたのは平成7年)に整備工場を立ち上げて始めた。

 

Q. とすると、今は社長で二代目になられるのですね。

社長:そうです。

 

Q. 設備や工場も大きいので、このあたりでは一番大きい工場なのですか?

社長:いやいや、そういうわけではないですね。うちの他にも、3件は同じ規模の工場があります。
他と違っているのは、密集しているということです。
人口が3万5千人切っているところで、43工場ぐらいはあって、
そのうち指定工場は12工場ある。

 

Q. 沢田社長はいつぐらいから会社に入られたのですか?

社長:高校卒業して東京にちょっと遊びに出してもらって、それで52,3年ごろに帰ってきたから、22歳か23歳ぐらいの時にだったと思う。

 

Q. 仕事に対してのの面白さや魅力について教えてください。

社長:昔、若い頃は貴重品だった。
特に動くものというのは、あの当時の若い人達はみんな興味があった。
御多分に漏れず私も、若い頃車に興味があって、やっとの想いで親父から車を一台買ってもらって、それをいじくりまわして、もっとスピードがでないか?もっと性能が上がらないか?など一生懸命作っては壊し、作ってはは壊ししながらしていた。
休みの日はそうしたことに時間をつぎ込んでいた。

 

_DSC1071.jpgQ. それは、息子の勝さんにも受け継がれているのではないでしょうか?

専務:メカニックの人間はみんな基本的に車が好きで、会社に入ってきているから、競技をしてる人もいる。
共通して言えることは、みんな「車が好きだ」というところから始まっているから。

社長:やっぱり、好きでないとやっていけない仕事だろうな。

 

Q. 御社の得意分野について教えてください。

専務:重機とか油圧関係とか?

社長:最初、親父の時は、トラック関係(運送関係)の仕事が多かった。特に日通さんのトラックが
ほとんどだったし、当時、鹿角のあちこちの土建屋さんや建設屋さんのお仕事をもらったりして営業していたから。
結局、運送屋さんの車を主体にしていたから、今では、軽自動車から大型、重機など幅広く
お客さんのニーズに応えるため行っている。
逆に言えば、お客さんから育ててもらったとも言える。
お客さんからの「こうしたほうがいい」とか、「あれをして欲しい」などの積み重ねが、
結果としていろいろな車に対応できる整備工場にまで発展した。

たとえば、重機でも、特定自主検査というものをやらなければ、
その資格(建築荷役車両特定自主検査業者 秋第63号 平成2年に取得済)をとって対応できるようにしたり。

 

Q. こちらに移ってきたのは?

社長:平成7年から。もう16年になる。

 

Q. 何かチャレンジしてみたい仕事の分野はありますか?

社長:いっぱいありすぎて絞りきれない。

 

Q. 例えば一つ上げるとすると?

社長:たとえば、EV車が始まったら、インフラの整備はどんな流れになるのか?
もし、自分のところでも出来るとすれば、EVのスタンドとか、EVのバッテリーカートリッジの交換などのEVターミナル的なことは、今後機会があればやってみたい。

ただ、その前に、ハイブリットがさきがけだろう。
私の考えでは、この先10年半分はハイブリットだろうと思う。
見て聞いて勉強できることは、いつでもできるが、実際に触ったり、壊してでもいいからとにかくいじくり回して、いつでもハイブリッド車が入ってきても、誰でも診れるところまでいち早くしていきたい。

あとは、最終的に財布を握っているのは、女性なので、
女性のお客さんが納得するような店をつくらなければ、生き延びれない。

専務:ハイブリッドのことについて言えば、プリウスの1型がでたときには、すでにメカニックの方にはハイブリッド整備の免許を取らせて、対応できるようにした。
ただ、免許を取っても、講習に行った時間と教科書の中でしかの知識しかないくなるので、
いざ、ハイブリッド車が入庫されたときに対応できない可能性がある。
なので、仙台からわざわざ鹿角まで車を持ってきて、ハイブリッドの分解からエア抜きから全部
ひとりずつやらせた。
今、プリウスの3型が出て、やり始めたことは、いじるための車(壊してもいいだろ)として1台用意した。
社長はそこまでやってくれるから。

社長:今その来るは、私が乗っているが、実際に乗ってみて乗り心地から燃費、はてはどんな故障が出てくるのかまでを楽しみにして乗っている。

専務:なかなか、そこまで出来る工場というのはあまりないと思う。

社長:ただ単に、これは私の道楽にしか過ぎないから。。。

 

_DSC1135.jpgQ. でもそれが大事なことではないでしょうか?

社長:やっぱり毎日乗っていればいろいろなところが見えてくるものだから。
いいところも悪いところも。イメージと実際に乗ってみた感覚はやっぱり違う。
買う前には、一度試乗することをおすすめします。

 

Q. いつも仕事で心がけている事を教えてください。

社長:オイルショックの前までは、黙っていても並ぶほど車が入ってきた時代があった。
高速道路の工事ラッシュで、東北自動車道建設もあり、あちこちから大型ダンプがいっぱい来た。
スプリングが折れるのは日常茶飯事だし、修理そのものというのは、我々にしてみれば
ボーナスみたいなものだった。朝飯前と、昼食前というは、いつも一番忙しかった。
それと、雨降りの時。雨降りの時は、工事が中止になるから。

その当時は、ある仕事をどうやってこなしていこうかとしか考えていなかった。
昭和30年〜40年代というのはそういう時期だった。

しかし、オイルショックがターニングポイントになった。
高速道路も落ち着いて、仕事量もダウンして、その時、ハッと気がついた。
「やっぱり、お客さんをまわらないと嘘だ」と。

そうなった時には、お客さんを待っていても誰も来ない。
今までの仕事の感覚からすれば、全く仕事が無い状態とおんなじ。
明日の給料どうやって払えばいいか?本当に頭を抱えた。   

そことき、お客さんにお願いしてまわらないと駄目だということに気付かされた。
   
今、そこに阿部さんがいるんだけども、彼は当時コカ・コーラボトリングに務めていた。
その時、「なんとか俺さ手伝ってくれ」と口説き落として、入社してもらった。

営業に専念しなければならないか、それとも技術に専念するか?を決めなければならない時期だった。
ただ、自分は営業が苦手で、人の名前もなかなか覚えられない。だから、阿部さんに外回りを
お願いした。そのかわり、やっと取ってきた仕事だから、どんな仕事でもこなすということで、
二人三脚で一人前ということでやってきた。
彼も、30年来の付き合いで、未だに頑張ってやってくれているから、大切にしなけりゃならないという気持ちはいつもある。

 

Q. この仕事をしていて良かった事、うれしかった事を教えてください。

社長:誰もが云うと思うのだけれども、やっぱり、お客さんに「よかった」とか、わざわざお金払った他にケーキを持ってきてくれたりしてまで喜ばれるということは、一番嬉しい。

そして、我々も常日頃、そういう事を目標にしなければならないし、常に、お客さんから喜ばれるようにならなければならない。

例えば話だが、エア21車検というのは、昔からあったが当初「ISOの企画に準ずる」という名目だった。
ただ、「準ずる」というと、なんとでも言えるから、ISO取得していないのであれば、入らないと
断った。そしたら、ISO取得してしまった(笑)もともと入る気はなかったのだが、ISOを取得した以上はいらざるをえないので、入ることにしたという経緯がある。
   
なにはともあれ、お客さんに対しての感謝の気持ちと、満足度の向上が一番だから。
ISOはそれを維持するための道具だから。

以前は、書類だけでもとれたらしいが、我々がとるときには、実際にお客さんから電話をもらって、来店して作業が終わるまでの実技までをしっかりと監査されたから、従業員にも浸透できて
逆によかったと思う。

 

 

_DSC1123.jpgQ. 東北運輸局長賞をとられたそうですが?

社長:そうだね。私も生まれて初めてもらったんだけども。
支局長賞を3回もらったから後はないだろうと、思っていたんだが。
それが実績となって局長賞にノミネートされたようだ。
いずれにしても、こうした賞をもらったことは大変光栄だと思う。
ただ、こうした賞をもらったからには、お客さんからの信頼は損なえないというプレッシャーはある。
   
とはいっても、厳しいところもある。
お客さんに「このままでは車検取れないよ」と、教えてあげても、いつの間にかどこかで車検をとっていたりする。そういう面は痛し痒しということろだな。
   
_DSC1124.jpg専務:検査というのは、何のためにとっているかというと、あくまでも「安全に車を乗る」ことのためであって、ただ通すだけの検査ではないはずだけど。
大体のお客さんは、ちゃんと説明すれば、納得してもらえるが、極稀に「なんでや?」と言われることがある。

 

 

 

_DSC1128.jpgQ. やはりサービス業やっていれば、いろんなお客さんはいますよね?

専務:たしかにいますね〜。でも、いろんなお客さんにちゃんと対応していくことは必要なので。
ただ、自分はまだまだお客さんへの伝え方が上手ではないので、今まさに勉強中です。

 

_DSC9464-thumb-250x166-34.jpg _DSC9492-thumb-250x166-38.jpg dc110515-thumb-250x187-14.jpg
住所 秋田県鹿角市花輪字福士86-3
TEL 0186-23-3034
営業時間 8:00〜17:00
定休日 日曜・祝祭日、当社カレンダーによる
URL http://www.sawata-comp.com

2011年2月23日 15:46 | 秋田エリア

運営会社についてカー・ループについて広告掲載についてご利用規約お問い合わせ
COPYRIGHT(C)2008-2012 Car Loop ALL RIGHTS RESERVED.